今年もすでに、風疹が流行り始めています!
特に、報告件数が多いのが関東とその周辺地域。
妊活する人にとって要注意な風疹ですが、
- 風疹ってどんな病気?
- どうして風疹に気を付けなければならないの?
- 予防接種はしたほうがいいの?
という疑問があるかと思います。
私もつい先日、実の母からの連絡で「気をつけなきゃ!」という気持ちになりました。
特に妊娠を希望している人、パートナーが居る人は
自分のためだけではなく ”赤ちゃんのため” に自己防衛しましょう!
風疹という病気について
症状と治療方法
- 潜伏期間は14日~21日
- 発疹
- 38度以上の熱
- リンパ節の腫れ
特にこれからの時期、インフルエンザと間違いそうになります。
インフルエンザも高熱が出ますので、判断に迷ったらすぐに内科を受診するといいでしょう。
風疹は重症化せずに、ただの風邪のように軽い場合もあります。
それが風疹の怖いところでもあります。
インフルエンザや、はしかは高熱を伴って苦しむ期間が長いのですが、
風疹は「三日はしか」と呼ばれることもあり、比較的早めに治るのも特徴です。
ただし、ただの風邪と自己判断してしまったがために
重症化したり、他の病気も併発して長引くこともあります。
少しでも おかしいな?
と思ったら、時間を惜しまずに受診することをお勧めします。
流行時期
春先から初夏にかけてが一般的な流行時期のようですが、通年でかかりやすい病気でもあります。
特に今年は、行政機関が注意喚起をするほど感染報告件数が増えています。
2018年はすでに、関東を中心に多くの発症報告がなされています。
妊娠への影響
妊婦さん、もしくは妊娠20週頃までの初期妊娠の方が特に注意対象です。
風疹に抗体のない女性が病気にかかってしまうと、赤ちゃんもそのウイルスに感染してしまい、以下のような障害を持って生まれる可能性が高くなります。
- 難聴
- 心疾患
- 白内障
- 精神の発達の遅れ
- 体の発達の遅れ
これが先天性風疹症候群と呼ばれるものです。
インフルエンザやはしかに比べれば風疹は軽い症状で済む場合もありますので、どうしても油断しがちになってしまいます。
必ず予防接種をして、体内に抗体を作っておくことが非常に重要です。
予防接種について
まずは抗体検査を
予防接種には地方自治体によって料金が若干違いますが、
風疹に対する抵抗力を調べる、「抗体検査」は無料で受け付けている場合が多いです。
もちろん、血液検査ですので注射を我慢して受けてくださいね。
うちは、針嫌いの夫を引きずってでも連れて行くつもりです(笑)
当日では結果が出ませんので、後日結果を聞きに行くことになります。
- 抗体あり → 予防接種する、しないはどちらでもいい
- 抗体無し・もしくは免疫が不十分 → 予防接種の必要あり
夫、男性のパートナーは積極的に予防接種すべき
国立感染症研究所の調査によれば、
30代後半~50代の男性の風疹に対する抗体保有率は低く、
風疹の予防接種を受けた経験がない可能性が高いです。
妊娠・出産・子育てに一番近い世代ですので、
女性だけではなく男性にも危機意識を持っていただきたいです。
ただし、妊娠中の女性は予防接種を受けられませんので注意してください。
赤ちゃん待ちをしている間にあらかじめ受けておくことをおすすめします。
申し込み方法
まずは抗体検査を、ということで
通える範囲で地域の内科を予約しましょう。
診療時間内であらかじめ電話で確認してもOKです。
うちはさっそく次の週末に予約を入れました。
夫婦二人分です。
私は、母が持っていた母子手帳に書かれていた記録から
予防接種の経験があるようですが、夫は全くの不明。
アラフォーのおじさんなので、先述の調査通りだと
抗体を持っていない可能性が高い年齢です。
赤ちゃんをお迎えする準備の一環として、
夫婦で協力して環境を整えようと思います。
参考サイト
これから訪れる「未来」のために
最後に、私たち夫婦はクリニックに通っているわけでもなく、
まだ自然に任せてタイミングを取っているだけの状態です。
いずれお医者様の指導を仰ぐこともあるかもしれませんが、
まずは「お迎え準備」として自分たちにできることを準備しておこうと考えています。
私は体調の回復を優先しつつ、予防接種の検討や歯医者へ通い始めたりしていますし、夫は少しずつ家事を覚えてくれるようになってきました。
全ては、お迎え準備。
少しでもいい環境を整えて、いつでも私たちの元へ来てくれるように。
検査はタダですから!
ちょっとチクっとするくらいですから!
お互いのために、
これから授かる命のために
検査、いきませんか?